映画「海難1890」の舞台となった和歌山県串本町のロケ地を観光!

[記事公開日]2016年02月27日
[最終更新日]2016年07月02日

映画「海難1890」の舞台となった和歌山県串本町のロケ地を観光しよう!

ヨーロッパの東に位置するトルコ共和国は世界一の親日国と呼ばれています。

トルコの世論調査で「世界で一番好きな国は?」との質問の常連が日本だそうです。

実際に日本人が海外で危機に陥った時に助けてくれたのがトルコ政府です。

トルコが親日国家となった理由の一つが1890年に起きたトルコの船が座礁した海難事故。

映画「海難1890」はそんなトルコと日本の合作映画です。

映画「海難1890」の舞台でもあり、実際の現地でもある和歌山県串本町。

日本最南端の町として南国の空気を持つ串本を観光してみましょう!

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《あらすじ》「海難1890」ってどんな映画?

2015年12月5日に公開された映画「海難1890」は日本とトルコの友好125周年を記念して制作されました。

日本とトルコによる合作映画はその作り方から既に感動的です。

トルコでは合作映画はトルコ人が監督を務めなくてはいけない法律がありましたが、この映画をきっかけに法改正がなされて「海難1890」は日本人の田中光敏が監督をできる運びとなりました。

トルコ政府からの制作費の支援額も当初の20万ドルから700万ドルに増額、トルコのイスタンブールでの試写会には安倍首相とエルドアン大統領が鑑賞するなど国家的プロジェクトになりました。

その「海難1890」は1890年に起きたエルトゥールル号遭難事件と、1985年のイラン・イラク戦争でのテヘランに取り残された日本人をトルコ政府が救援をした史実を基にしています。

1985年にテヘランで取り残された日本人は日本航空や自衛隊などが安全の問題で救出に向かえず危険な場所に取り残されてしまいました。

トルコは自国民よりも日本人の救出を優先して飛行機を飛ばしてくれました。

その行動には1890年に、日本人がトルコ人を救った感謝の気持ちが込められていました。

1890年、日本にやってきたトルコの使節団は帰りの航海で座礁してしまいます。

多くの死者を出した海難事故ですが、現在の和歌山県串本町に住む人々が必死になってトルコ人の救出に励みました。

そんな感動的な史実を映画にしたのが「海難1890」です。

映画「海難1890」の主なキャストをまとめて紹介

 

田村元貞 – 内野聖陽(エルトゥールル号編)
和歌山県紀伊大島樫野(現:串本町)に住んでいる医師。
貧しい者からは治療費をとらない人情派で多くの人から好かれている。
英語にも堪能なためムスタファとコミュニケーションをとっていく。
海軍士官の藤本とは昔からの友人。

ムスタファ – ケナン・エジェ(エルトゥールル号編)
エルトゥールル号に乗船していた海軍機関大尉。
名家の出身でやや気難しい側面もある。

ムラト – ケナン・エジェ(テヘラン救出編)
駐テヘラントルコ大使館の職員。
イラクの砲撃から避難した退避壕で春海と出会い、何らかのつながりを感じて日本人脱出に尽力する。

ハル – 忽那汐里(エルトゥールル号編)
紀伊大島樫野(現:串本町)に住む女性。
許婚を海難事故で亡くしてしまい、ショックから言葉が話せなくなる。
田村の治療をサポートし、ムスタファとも意思疎通に励む。

春海 – 忽那汐里(テヘラン救出編)
テヘランにある日本人学校の教師。
ムラトと退避壕で出会い、テヘランからの脱出を目指し大使館と交渉する。

ベキール – アリジャン・ユジェソイ(エルトゥールル号編)
エルトゥールル号の操機長。
部下の機関科員からの人気が高い。
ムスタファとレスリングで試合をして友情を深める。

お雪 – 夏川結衣(エルトゥールル号編)
紀伊大島の遊郭で踊りが得意な人気の遊女。
“お雪”は通り名。

藤本源太郎 – 小澤征悦(エルトゥールル号編)
海軍士官で田村の昔からの友人。
田村を気に掛けて紀伊大島を訪れる。

映画「海難1890」のスタッフ情報!

企画・監督 – 田中光敏

脚本 – 小松江里子

撮影監督 – 永田鉄男

特撮監督 – 佛田洋

VFXスーパーバイザー – 野口光一

音楽 – 大島ミチル

配給 – 東映

「海難1890」のロケ地となった和歌山県串本町ってどんな町?

和歌山県東牟婁郡にある串本町は紀伊半島の最南端にあり本州最南端でもあります。

串本町には行くには新大阪から特急で3時間強、東京からは羽田空港で南紀白浜空港に着き、JRに乗ってたどり着くには約5時間かかる秘境の地です。

串本町に近づくにつれ生えているヤシの木の風景は南国そのもの。

また、南から暖かい水を運んでくる黒潮により海は暖められて南の海と同じくサンゴが形成されています。

そのため、串本の海は世界で最も北にあるサンゴの海として重要な湿地を保全するラムサール条約にも登録されています。

海面を棒で叩きアオリイカを追い込んで捕獲する伝統的な漁法の「磯打ち網漁」でも有名です。

本作のロケ地でも登場したある荒々しく力強い迫力満点の海金剛、遭難慰霊碑

劇中で田村とムスタファが事故現場を見ながら想いをはせるシーンに使われたのが海金剛(うみこんごう)にある阿野木展望台です。

海金剛は鋭く尖った岩礁が並び荒い波が打ち寄せています。

岬周辺に生い茂る低木が作り出す雰囲気はまさに秘境そのもの。

海金剛を眺める阿野木展望台から見える景色は都心から離れた本州南端という独特の雰囲気を醸し出します。

名称:
海金剛

住所:
和歌山県東牟婁郡串本町樫野

公式サイト:
<リンク> 串本町観光協会ホームページ

アクセス:
JR紀勢本線串本駅よりバスで約40分

「海難1890」の撮影セットを見学できるトルコ記念館

海金剛のある紀伊大島にはエルトゥールル号事件を慰霊するトルコ記念館があります。

犠牲者を悼む慰霊碑があり、エルトゥールル号の模型や遺品、写真などが展示されています。

事件の悲しさを伝えるトルコ記念館には、定期的にトルコ海軍の軍船が訪れて慰霊祭が開催されています。

2015年6月4日にトルコ記念館はリニューアルオープンしました。

2017年4月ごろまでの期間には「海難1890」の撮影用のセットも展示しています。

名称:
トルコ記念館

住所:
和歌山県東牟婁郡串本町樫野1025-26

公式サイト:
<リンク> 串本町観光協会ホームページ

アクセス:
JR紀勢本線串本駅よりバスで37分、「樫野灯台口」下車、タクシーで20分

料金:
1名入場料として500円

ハルが小舟に乗っていた港は釣りの名所のロケ地

映画の冒頭でハルが小舟に乗っているシーンが撮影されたのが袋港です。

その名の通り袋のように包み込む形をした港で、アジやアオリイカが狙える釣りの名所にもなっています。

広々として安定した港には常に釣り人が訪れています。

袋港からは串本の綺麗な海でダイビングを楽しむこともできます。

南国の海、串本を楽しむのも良いですね。

名称:
袋港

住所:
和歌山県東牟婁郡串本町串本630

アクセス:
JR紀勢本線串本駅より車で5分

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和歌山県串本町のその他の観光情報をまとめてお届け!

ここからは、映画「海難1890」の舞台となった和歌山県串本町の観光情報をまとめてお届けします。

南国の街、串本は秘境の魅力を存分に醸し出しています。

その独特の雰囲気は遠く都心からやってきた観光客を楽しませてくれるでしょう。

本州最南端の潮岬から地球の「丸さ」を実感

本州最南端にある潮岬には海抜100mの展望台がそびえています。

潮岬観光タワーから見る太平洋は延々と海が続き、180度が海に囲まれる最南端では地球の丸さを実感できる。

晴れた日にはタワーの周辺に広がる芝生ゾーンも気持ち良い空気を演出してくれます。

夕方に訪れればタワーから見える夕日に心を打たれること間違いなし。

観光タワーのレストランでは串本沖で育てられたクロマグロを味わえます。

赤身・中トロ・大トロの刺身と串しゃぶの串本マグロしゃぶしゃぶ御膳は絶品です。

潮岬には歴史的・文化的な価値が高いとしてAランクの保存灯台に指定されている潮岬灯台も。

本州最南端の碑もあり記念撮影をしていくのも良いかもしれません。

名称:
潮岬観光タワー

住所:
和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706−26

公式サイト:
<リンク> 熊野交通ホームページ

アクセス:
JR紀勢本線串本駅より車で15分

多様な姿を見せる串本の海、海水浴場から岩柱の名所

荒々しい海金剛や釣りの名所の袋港など串本の海は魅力にとんでいます。

海に入って遊びたい場合には橋杭海水浴場です。

目の前にはくしもと大橋や紀伊大島が並ぶ絶景のビーチです。

そこから左でに見えるのが岩柱の名所の橋杭岩。

約40の岩柱が約850mの列で規則的に並び橋の杭に似ていることから橋杭岩と呼ばれています。

その奇岩は国の名勝天然記念物に指定され、10月末と11月頭に実施される橋杭岩のライトアップは幻想的な光景を作り出します。

名称:
橋杭岩

住所:
和歌山県東牟婁郡串本町橋杭

公式サイト:
<リンク> 串本町観光協会ホームページ

アクセス:
JR紀勢本線串本駅より車で5分

日本で最初の海中公園で子ガメとも触れ合う

南国の海を堪能するなら串本海中公園です。

ここは日本で最初に指定された海中公園(現海域公園)で、2005年にはラムサール条約登録地にもなりました。

美しい串本の海を再現した水族館には日本で最長寿のサンゴなどが展示され、トンネル型の水槽ではクロマグロも見られます。

かわいい子ガメと触れ合うこともでき、海中展望塔からは自然の海の中がそのまま観察できて海中観光船からは世界最北限といわれるサンゴも堪能できます。

家族できた場合は磯観察体験や水族館飼育体験を申し込んでみてはいかがでしょうか。

名称:
串本海中公園

住所:
和歌山県東牟婁郡串本町有田1157

公式サイト:
<リンク> 串本海中公園ホームページ

アクセス:
JR紀勢本線串本駅より車で15分

本州最南端の温泉で南国を味わおう

南国の町、串本で大いに遊んだ後は本州最南端の温泉も待っています。

やや小さめながらも「串本温泉サンゴの湯」は地元の人に愛される温泉です。

串本駅から徒歩10分と近いため、旅の行き帰りに立ち寄るのにも便利です。

串本に行ったら本州最南端の全てを味わってみたいですよね。

名称:
串本温泉サンゴの湯

住所:
和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台1123

公式サイト:
<リンク> 串本温泉サンゴの湯ホームページ

アクセス:
JR紀勢本線串本駅より徒歩10分

映画「海難1890」の舞台となった和歌山県串本町のロケ地を観光しよう!

いかがだったでしょうか。

和歌山県串本町は日本とトルコをつなぐ歴史的な町です。

また、本州最南端であるために穏やかな気候で、南国の空気を醸し出しています。

串本にある全ては本州最南端のブランドが付いてきます。

その海は美しく、釣りやダイビング、海水浴と幅広く楽しむことができます。

日本とトルコの歴史に想いをはせながら美しい最南端の町、串本を観光してみましょう。

 

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